生花で華やかな電報に


電報では台紙だけで問題は全くありませんが、結婚を祝う気持ち・嬉しい気持ちをもっと表したいと思うと文章だけでは物足りないと感じる人が多くいます。嬉しさを表現する手段として、お祝いの場でもありますし、こういうときは花を利用する人が最も多いです。気持ちを伝える代表的な機会、プロポーズするときに花束を贈るには気持ちを何倍にも膨らませて相手に伝える効果があるからです。

電報に花を添える方法として生花の他に、押し花台紙や花の刺しゅうがされた台紙を利用したり、枯れなくて管理が便利なプリザーブドフラワーや造花を添える方法もあります。しかし生花と比べるとやはり少々見劣りしてしまうのが正直なところです。結婚式の控室には様々な電報が届くもので、生花の横に造花が並ぶとやはりニセモノ感がめだち、大事なのは気持ちと分かっていても感じ取れる祝意が薄れてしまうものです。生花には本物の美しさがあり、生花からは生きている力強さと自然のパワーを感じ取れます。生花を使った電報は“嬉しい”という気持ちを相手にダイレクトに届けてくれるでしょう。

家族や友人以外に贈るとき、例えばビジネスの関係にある相手に贈るときには可愛らしい押し花台紙や、目上の人には上品な刺しゅうの台紙が好まれます。「こんなに気遣いさせてしまって返って申し訳ない」など必要以上の演出は相手に気負いを与えてしまいます。送る相手によってはシンプルにまとめることで、あまり相手に気負われないようにという気遣いも大切です。

結婚式では電報が便利


電報とは電信を利用した文書(電書)の配達サービスであり、郵便よりも早く通報できる連絡手段の1つです。一般に電話が普及するまでは緊急連絡の手段に利用されていましたが、携帯電話や電子メール(Eメール)の利用が一般的な現在では緊急連絡等に利用されることは少なく、冠婚葬祭で祝電や弔電に電報が使われることが多いです。

お祝いの気持ちや弔意を示す手段として電報の他にEメールや手紙などがあります。しかしEメールではフランク・簡易的過ぎて気持ちが伝わらないという意見があります。更にEメールではプリントアウトする手間もあり、会場によっては嫌がられるケースもあります。また文章の書かれた紙1枚が届いても祝意や弔意が薄れ、その言葉や形式の意味が薄れてしまいます。電報では表紙が添えられきちんとした形式で整えられています。

一方で手紙では当日または前日に外部会場に届くように手配するのは難しい(配達事情により予定通りにいかない例が多い)という意見や体験談が多いです。結婚式は葬儀と違って1つの会場で複数の挙式・披露宴が執り行われることが多く、手紙では間違えて他の控室・会場に届くということも少なくありません。そのため今でも冠婚葬祭、特に結婚式では電報が使われる機会が多いです。

結婚式の電報には台紙に花やぬいぐるみを添えて贈る種類もあります。ぬいぐるみは送られる側の好みもあったりして余程仲のいい相手に限定されますが、花ならば失敗の少ない選択です。今回は花を添えた電報(フラワー電報)、その中でも生花を使ったフラワー電報について紹介します。